入学式や入社式など節目のタインミングでプレゼントされることが多い革靴。ですが履き続けることで消耗し、どんなにケアをしていてもいつかは履けなくなってしまいます。
履けなくなっても捨てられずにとっておいている人は少なくないのでは?そんな方々の為に、革靴を用いたコインケースへの作り替えを考案しました。
革靴の歴史は長く、紀元前に地面から足を守るために足に巻きつけていた動物の皮が「最初の革靴」と言われています。
そこから数千年が経ち、時代と共にカタチは変化したものの、いつの時代も「歩む者」の必需品のとして重宝されてきました。
人生という正解のない道の歩んでいくための「道しるべ」となるよう「羅針盤」をモチーフにした「コインケース」をデザインしました。
長年使用した革靴の中でも、比較的劣化が少ない「羽根」部分を使用し、アイレット(紐穴)から水色のレザーを覗かせることで星空を表現しました。



